雪を見ながら、静かに過ごしたい。
少し気分を変えたい。
そう思って、お部屋ではなく、レストハウスでゆっくりすることにしました。
お風呂から出てきて、すぐのところに、風呂上がりにゆっくりできる広いスペースがあります。
ここがまた、暖炉があって、年の瀬に色々と振り返って過ごすのにとても良い場所でした。
この奥の大きな窓からは、温泉から見える滝も楽しめるんです。
こんな感じです。
まるで絵みたいですよね。
レストハウスの中は、こんな感じ。
上に登っていけるようです。子どもはきっと大喜びですね。
テレビの台も木の幹で、おしゃれです。
はく製かな・・・?迫力がありました。
この変わった椅子は、腰掛けてみると、見た目以上に心地良いです。
窓から見える雪景色も美しい。赤い実のなった木があって、その赤が引き立っていました。
時折、宿の方が来て、暖炉に薪をくべてくれます。
そうすると、パチパチッと木に火がつく音などが聞こえてきます。
この暖炉の音もとても好きです。
一人静かに過ごす私に、宿の方が声をかけてくれました。
その方も旅が好きで、こうして働いて次の旅のためにお金を貯めているんだ、とのこと。
旅、いいですよね。そんな会話をひととき交わし、またゆっくりと過ごしました。
時がゆっくりと流れるこの場所での時間もそろそろ終わりが近づいて来ました。
年末年始休みに入ってきて、宿を訪れる人も少しずつ増えてきました。
最後の晩過ごして、翌朝、宿を後にしました。
また女夫渕まで送っていただき、そこからタクシーへと乗ろうとして、大変なことに気づきました。
なんと、財布がない!
フロントで預かってもらって、受け取ってくるのを忘れてしまったのです。
送ってもらったバスでまた宿に戻りました。
本当に私はこの宿が好きみたいです。笑
次のバスまで2時間ほど時間ができたので、またゆっくりと過ごしました。
最後の珍騒動もありながら、無事旅を終え、帰路につきました。
(奥鬼怒温泉郷の旅・おわり)
- 一緒に読みたい
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- 奥鬼怒温泉郷への旅その5:蛇王の滝~家康の里~川俣大橋~間欠泉~湯沢噴泉塔(女夫渕へのバス車内にて③)
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- 奥鬼怒温泉郷への旅その8:八丁湯からお隣の加仁湯へ日帰り入浴
- 奥鬼怒温泉郷への旅その9:八丁湯で迎えた雪の朝
- 奥鬼怒温泉郷への旅その10:八丁湯の雪の日
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