人の持つ魂の質と音色が、心に深く刻まれる時

小さな白い花

お線香をあげに、亡くなった知人のお宅へ伺った。

もうこの世から旅立った故人の、一度も伺ったことのないお宅へとお邪魔するのは、

考えてみると不思議な状況である。

ご家族の方ともこれまでお会いしたことはない。

初対面の人同士が、自宅というとてもプライベートな空間で、その間をつなぐ人の存在なしに会う。

亡くなっているからこそ受け入れられているこの状況は、通常時の感覚で振り返ると、少し奇妙に感じられる。

けれど、故人とつながっていたという共通点が、間を取り持つ。

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色とりどりに咲き誇る花が、季節といのちの巡りを教えてくれる ブログ開設2年が経ちました

春の色とりどりの花

桜に、春の思い出の余韻を感じる

ここのところの追われる毎日に一段落がつき、外をゆっくりと散歩した。

八重桜の時期になっていた。

八重桜

八重桜のボリュームある花たちを楽しみながら、

ソメイヨシノの木の下に落ちた花びらにも目が行く。

桜の種類は本当に沢山あるけれど、

ソメイヨシノには、やはりこの季節独特の思い出や、出来事を思い出させる何かがある。

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かた焼きそばの思い出〜幼い頃の特別だった料理が、もっと心温まる特別な料理になった日

薪ストーブ

中華料理屋で、懐かしい料理を注文する

ある日の夕食を、中華料理屋でとった。

たくさんのメニューを前にして、何を注文するか迷った。

私は、食事をとる時、お腹さんと相談して決めている。

この時もいつもの通り、お腹さんに相談してみると、ご飯のついた定食が食べたい気分とのこと。

メニューをめくりながら、定食がないか探していた。

けれど、あまりにも多いメニューを見るのが楽しくて、注文するつもりのないものも含めてゆっくりと見ていた。

すると、メニューの中に、かた焼きそばを見つけてしまった。

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