10日目が終る頃には、1時間以上足を組み直さずにいるのは苦ではなくなっていました。
ヴィパッサナー瞑想の意味や意義を説明する毎晩の講話の中で、よく言われる「アニッチャー」と言う言葉があります。
変化する、と意味です。
自然の摂理であり真理。
生まれたものは必ず消えていく、そして全てのものは変化する、そんな意味合いです。
良い状態は悪くなるときもあり、悪い状態でもいずれは変わっていく。
けれど、時に人の心は、その変わりゆくことを受け入れられずに、執着したり拒んだりしてしまう。
それが苦しみを生むのだと、そんな内容のことが話されていました。
ヴィパッサナー瞑想では、その「アニッチャー」を、自然の一部である自分の身体を通して、その感覚が変化していくことを感じながら実感していくのですが、まさにそれを体感できたと感じます。
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