2017年年末から2018年年明けにかけて、ヴィパッサナー瞑想に参加してきました。
年末年始という寒い時期だったので、持ち物など色々と心配なこともあり、大分調べてから行きました。
今回、記事を書いてみたら9記事になりましたので、ここでまとめることにしました。
ちなみに、ヴィパッサナー瞑想って何?という方のために、簡単にご紹介。
ヴィパッサナーとは、「ものごとのありのままを見る」という意味の言葉で、インドの最も古い瞑想法の一つだそうです。
ヴィパッサナー瞑想10日間コース 持ち物の紹介
まずは、持ち物から紹介します。
私が参加した、ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想の十日間コースは、千葉もしくは京都の施設で受けることができます。
ネットを調べると、千葉の冬に行かれた方の記事などは出てきたのですが、京都の冬はなかなかヒットしませんでした。
10日間の瞑想についてや、防寒など何を持って行ったらいいか、といったことや、瞑想用の坐蒲を用意すべきか、などなど色々と悩みました。
一番持って行って良かったと思うものは「マスク」でした。
冬の乾燥する時期、体調を崩している方もいましたが、マスクのお蔭で体調を保てたと思います。
そして、それ以外にも、いくつか見つけた記事を参考にしながら持って行った私の持ち物をこちらで紹介しています。
ヴィパッサナー瞑想10日間コース 施設の外観について
施設の外観については、WEBサイトで見ることはできますが、建物の中が載っているサイトはなかなかヒットしませんでした。
様子が分かると持ち物の参考にもなるかな、とも思いますので、こちらで紹介しました。
ヴィパッサナー瞑想10日間コース 全体のスケジュール
到着し、日々が過ぎていくと分かることではありますが、全体のスケジュールに関しても事前に分かっていると、心の準備にもなるかな、と思いご紹介です。
ヴィパッサナー瞑想10日間コース 開催スケジュールの確認方法と申込方法
自分が参加したいコースは一体いつ開催されているんだろう?と思い、ホームページを調べていたのですが、少し分かりにくかったので、ご紹介です。
ヴィパッサナー瞑想10日間コース 体験と気づき
そして、10日間の中で、いくつか気づきがありましたので、記事を書いてみました。
まず、最初の2~3日は生活に慣れ、また瞑想に集中できる体をつくる期間だったように思います。
5~6日目での気づきは、とても新鮮で面白いものでした。
4日目からいよいよ、ヴィパッサナー瞑想が始まったわけですが、初日からあった足の痛みはまだまだ続いていました。
痛みというものの感覚が、自分の中で大きく変わっていった時でした。
9日目はまさかの涙でしたが、とてもいい体験となりました。
本来は、自分の身体の感覚をもっと観察しなければいけなかったのだと思いますが、頭の中で様々な過去のことが思い出されたり、考えがまとまっていったりしていました。
自分のしていこうと思っていることは、自分のためを超えた、願いと祈りを持ったものであるし、そうありたい、そんな風な思いが湧き上がってきて、静かに目から涙がこぼれていました。
10日目ともなると、長時間の瞑想が苦でなくなるのが不思議です。
ヴィパッサナー瞑想の意味や意義を説明する毎晩の講話の中で、よく言われる「アニッチャー」と言う言葉があります。
ヴィパッサナー瞑想では、その「アニッチャー」を、自然の一部である自分の身体を通して、その感覚が変化していくことを感じながら実感していくことですが、まさにそれを体感できたと感じます。
始まる前はとても長く思えた期間が、終わってみるとあっという間だった体験を振り返ってみました。
参加前に、ヴィパッサナー瞑想とは具体的に何なのか色々と知りたくてネットを検索しましたが、情報がまとまっておらず深く理解できなかったので、私は本を買って読みました。
それがこちらの本です。
ヴィパッサナー瞑想10日間コース なぜ行くことにしたのか
そして、全部書き終わってから、そういえばなぜ行くことにしたのか、という理由を書くのを忘れていましたので、こちらにまとめました。
余談ですが、帰りの日は1月3日だったので、新幹線チケットを取るのがとても大変でした。
時間に余裕がある方は、観光しながら、日を空けて帰ってくるのがいいかもしれません。
ダンマバーヌで終了後に1泊などもできるみたいなので、余韻を味わいたい場合は、延泊されてもいいと思います。
今回、私が参加したヴィパッサナー瞑想のサイトは下記になります。
https://www.jp.dhamma.org/ja/
ヴィパッサナー瞑想の運営がどんな思いでされているかや、コースの日程など詳細を確認することができます。