佐渡島旅行記その5:北沢浮遊選鉱場跡~佐渡金山~旧相川拘置所

北沢浮遊選鉱場跡

佐渡といえば、金山です。

これがまた、とても勉強になりました。

向かう道の途中にも、様々な見所へと立ち寄りました。

1つ目は、北沢浮遊選鉱場跡です。

ここは、全く知らなかったのですが、観光案内所の方にとても勧められたので、立ち寄ってみることにしたら、本当に印象的な場所でした。

画像を見ていただくと、その感じが少し伝わるのではないかと思います。

北沢浮遊選鉱場 北沢浮遊選鉱場

あとから調べてみたら、ラピュタみたい!と色んなサイトで書かれていました。

北沢浮遊選鉱場とは、佐渡金山で採掘された鉱物を抽出するための場所。

戦時下には、増産体制による設備投資により、東洋一の規模を誇るまでに発展を遂げたとのこと。

ここで、どれだけの人が働いていたんだろう?

そして、戦後の佐渡鉱山の収縮という時代の流れとともに、どれだけの人がこの地を後にしたのだろう?

などと、当時のことに思いを馳せたりしました。

その後、佐渡奉行所にも立ち寄りました。

奉行所といえば、お白洲です。

佐渡奉行所のお白洲

佐渡奉行所は、金銀山の管理と、行政を行う役所、金銀を精製する寄勝場の機能を持っていたとのことです。

佐渡特有の奉行所の形態に、とても新鮮な驚きがありました。

また、奉行所から海が見えたのが、とても印象的でした。

奥の方に海、見えるでしょうか?

佐渡奉行所から遠くに見える海

そして、佐渡金山へ。

佐渡金山の坑道

観光コースは宗太夫坑と道遊坑の2つがあります。

宗太夫坑は、江戸時代の手掘り坑道で、当時の採掘の様子を人形などで再現しています。

道遊坑は、明治期から平成元年の操業休止まで使用された坑道で、設備などが展示されていました。

様々な展示と説明を読んで、当時の金山の様子を、より体で感じることができ、過酷な労働環境であったと同時に一大事業であったことが、とてもよく伝わってきました。

坑道から出てくると、お土産屋さんが入った建物にも、もう少し展示があり、ちょっとした遊びも。

純金延べ棒取り出しにチャレンジ!という遊びですが、なんと、取り出しに成功してしまいました。笑

純金延べ棒取り出しゲーム

この数字が、このあと1名増えたわけです。

純金延べ棒取り出しに成功した人数

純金延べ棒は、ずっしりと重かったです。

是非行かれたら、チャレンジしてみてくださいね。笑

更にその後近くの旧相川拘置所へ。

相川拘置所

自分で入口の鍵をはずして入るという自由見学スタイル。

現存する木造拘置所としては、全国的にも珍しいそうです。

相川拘置所の中

相川も見所が沢山あり、とても勉強になる街でした。

*北沢浮遊選鉱場跡はこちらのページ、旧相川拘置所はこちらのページをどうぞ。

*佐渡金山は、こちらが公式ページです。

(つづく)

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この記事を書いた人

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わたなべ えり

カウンセラー/セラピスト/講師/ファシリテーター
カウンセリング・セラピー・コーチングなどを融合させ、人がいのちの喜びを生きることをサポートしています。
10代の頃から心に興味を持ち学ぶ。「自分のやりたいことが分からない」、「感情が分からない」、「人とのコミュニケーションがうまくできない」、自身も苦しんだこれらの悩みに光をもたらしてくれたのは、心の学びを通じて、自分の心を見つめることでした。
悩み苦しみは、転じていのちの喜びへと通じているのだと思います。そのプロセスの伴走をさせていただいています。
好きなことは、旅、読書、音楽を聞くこと、散歩。また、自然をこよなく愛する。