佐渡といえば、金山です。
これがまた、とても勉強になりました。
向かう道の途中にも、様々な見所へと立ち寄りました。
1つ目は、北沢浮遊選鉱場跡です。
ここは、全く知らなかったのですが、観光案内所の方にとても勧められたので、立ち寄ってみることにしたら、本当に印象的な場所でした。
画像を見ていただくと、その感じが少し伝わるのではないかと思います。
あとから調べてみたら、ラピュタみたい!と色んなサイトで書かれていました。
北沢浮遊選鉱場とは、佐渡金山で採掘された鉱物を抽出するための場所。
戦時下には、増産体制による設備投資により、東洋一の規模を誇るまでに発展を遂げたとのこと。
ここで、どれだけの人が働いていたんだろう?
そして、戦後の佐渡鉱山の収縮という時代の流れとともに、どれだけの人がこの地を後にしたのだろう?
などと、当時のことに思いを馳せたりしました。
その後、佐渡奉行所にも立ち寄りました。
奉行所といえば、お白洲です。
佐渡奉行所は、金銀山の管理と、行政を行う役所、金銀を精製する寄勝場の機能を持っていたとのことです。
佐渡特有の奉行所の形態に、とても新鮮な驚きがありました。
また、奉行所から海が見えたのが、とても印象的でした。
奥の方に海、見えるでしょうか?
そして、佐渡金山へ。
観光コースは宗太夫坑と道遊坑の2つがあります。
宗太夫坑は、江戸時代の手掘り坑道で、当時の採掘の様子を人形などで再現しています。
道遊坑は、明治期から平成元年の操業休止まで使用された坑道で、設備などが展示されていました。
様々な展示と説明を読んで、当時の金山の様子を、より体で感じることができ、過酷な労働環境であったと同時に一大事業であったことが、とてもよく伝わってきました。
坑道から出てくると、お土産屋さんが入った建物にも、もう少し展示があり、ちょっとした遊びも。
純金延べ棒取り出しにチャレンジ!という遊びですが、なんと、取り出しに成功してしまいました。笑
この数字が、このあと1名増えたわけです。
純金延べ棒は、ずっしりと重かったです。
是非行かれたら、チャレンジしてみてくださいね。笑
更にその後近くの旧相川拘置所へ。
自分で入口の鍵をはずして入るという自由見学スタイル。
現存する木造拘置所としては、全国的にも珍しいそうです。
相川も見所が沢山あり、とても勉強になる街でした。
*北沢浮遊選鉱場跡はこちらのページ、旧相川拘置所はこちらのページをどうぞ。
*佐渡金山は、こちらが公式ページです。
(つづく)