映画『荒野に希望の灯をともす』を観て:いのちは火であることを感じる

映画「荒野に希望の灯をともす」

映画を観ている最中に
何度も涙が込み上げ、
そして口元に優しい笑みが浮かぶ。

何度も心が震え、
そしてあたたかい気持ちになる。

何度も中村医師の眼差しに釘付けになり、
そして創り出される現実に
平和と平安を感じる。

この気持ちをどう表現したらいいのか
うまく言葉が見つからない。

アフガニスタンの人々を苦しめる
干ばつによる食糧難、栄養失調、飢え。

それらは病を引き起こし、
沢山の幼児が死に至った。

医療では超えられない
病を生む現実を変えるべく、

命の源である水を、
水流の多い川から引いてくる、
用水路事業を始めた中村医師。

専門外であるにも関わらず。

どんなに現地の人が不安になっても、
中村医師は、固い意志と未来への希望を
強い眼差しと共に語った。

長きに渡る作業と試行錯誤、
悲願が叶った後の、
容赦ない自然の仕打ちも乗り越え、
引かれた用水路は多くの命を救い育んだ。

ああ、そうか。
私は、いのちいっぱいに生きる人に
心が揺さぶられるのだ。

いのちが火であること、
いのちが熱を持っていることが
思い出され、

私のいのちが
そのことを感じると、
涙が流れるんだ。

いのちという名の火は、
屈しない強さと、
全てを包む温かさと
共に在ることができる。

他の人に、
いのちの火をくべ、
火種を渡し、

肉体が消えたあとでも
熾火(おきび)として存在し続ける。

時を超え、空間を超え、
わたしも確かに
その火を受け取ったのだということを

胸に感じる温かさが
教えてくれている。

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この記事を書いた人

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わたなべ えり

カウンセラー/セラピスト/講師/ファシリテーター
カウンセリング・セラピー・コーチングなどを融合させ、人がいのちの喜びを生きることをサポートしています。
10代の頃から心に興味を持ち学ぶ。「自分のやりたいことが分からない」、「感情が分からない」、「人とのコミュニケーションがうまくできない」、自身も苦しんだこれらの悩みに光をもたらしてくれたのは、心の学びを通じて、自分の心を見つめることでした。
悩み苦しみは、転じていのちの喜びへと通じているのだと思います。そのプロセスの伴走をさせていただいています。
好きなことは、旅、読書、音楽を聞くこと、散歩。また、自然をこよなく愛する。