やっと発熱外来の予約が取れ、
診察の結果、コロナ陽性と判明したところで
1週間が始まる。
外出の予定をキャンセルし、
大人しくすることに。
咳がしつこく残り、
のど飴が手放せない。
周囲の人の協力も得て、
無理のない範囲で、
セーブしながら、
ゆっくりペースで仕事を進める。
こんな時、
リモートワークやオンライン仕事は、
状態に左右されずに行えることに
ありがたさを感じる。
ペースがゆっくりになったことで、
まるで時が止まったかのように感じる。
2022年は、
私にしてはかなりのスピードで
走り続けてきたのだ、ということを、
スピードを緩めてみて初めて感じた。
台風の目の中にいるような静けさ。
週後半には、
自宅療養期間も終了して、
体調を見ながら外出もできるように。
私が水木しげる氏のファンと知り、
知人が氏のお墓の場所を
教えてくれていたので、
訪れてみる。
11月30日は、
水木氏の命日だったこともあり、
お墓に供えられた花々は、
まだ色鮮やかだった。
氏ならではのお墓に、
微笑ましい気持ちと、
自分らしく人生を生き切ったことへの
尊敬の念を感じる。
久しぶりに会う友人とも
ゆっくり話せて、
人生の深淵を感じる。
組織開発案件の方で、
12月中旬開始予定のワークショップに向けての
ミーティングもあり、
いよいよ対話が始まっていく楽しみを感じる。
束の間のゆっくりペースの日々が、
徐々にまたスピードアップしていく予感。
今回の体調不良を教訓にし、
今後はより自分のからだの声を聞きながら、
進んでいこう。