以前、地球交響曲第三番を見に行った時の話をブログに書きました。
およそ1か月ほど前です。
その時、映画を見て様々なことを感じ、それまでも好きだった星野道夫さんについてもっと深く知りたくなり、その後星野道夫さんの本を色々と読んでいました。
そして、また地球交響曲第三番を見る機会を得ました。
映画の中で入るナレーションは、様々な著作の中で語られている星野さんの言葉であることに気づいたり、映画の中では語られていないけれど、その背景にあることを著作を読んでいるので知っていたりと、1回目とは違う気づきが色々ありました。
なかでも印象に残ったことが2つありました。
星野道夫さんは、自分の魂が熊であることを知っていた、と彼の友人が語っていたシーンがありました。
自分の魂が何であるかを知っている、というのはどんな感覚だろうか、ととても興味を持ちました。
そして、自分の魂は何だろうか?と少し自分にも問うてみました。
答えは見つかっていませんが、そう自問することで何か答えのようなものがふと浮かび上がってくることがあるような気がしました。
また、映画の中で、星野道夫さんの友人たちが、彼との生前の思い出を語るシーンがいくつも出てきます。
時には涙をしながら、時には笑いながら、語る友人たち。
彼はもう亡くなっているけれど、友人たちの様子を見ていて、彼の存在を深く深く感じるのです。
彼らを通して、星野道夫さんが彼らの心に深く触れていたことを感じました。
そして、私も人によって色んな形はあれど、関わる人の心に触れたり、触れ合っていきたい、そんな風に思いました。