どんな私もいいんだ 心を凍らせたいつかの私が通った道を歩きながら思う

夕暮れの横浜港

理由の分からない涙は、心の再生が始まる胎動

心が死ぬと、感じられなくなる。

感じられなくなると、泣けなくなる。

少しずつ回復の途を辿ったなら、

時が来ると、

理由の分からない涙が頬を伝う。

きっとそれは、

内側が少しずつ溶け出したサイン。

心の再生が始まる胎動。

涙が流れる度に、

少しずつ息を吹き返していくんだ、

きっと。

いつかの私もその途にいた。

心を凍らせたいつかの私が通った道を歩きながら思う

泣いていい

笑っていい

何を感じてもいい

感じなくてもいい

心を凍らせたいつかの私が通った道を歩きながら思う

どんな私もいいんだ

これまでのどんな私も、今につながっているから

泣けなかった私も

泣けるようになった私も

苦しさに気づいていなかった私も

気づくことができた私も

夕陽に染まる雲と木々

人は苦しいほど、悲しいほど、辛いほど、泣けないものなのだと思う

その間に、身体には、その気持ちと共に涙が溜まっていく

そして、時がくると、涙が溢れてくる

その苦しさ、悲しさ、辛さを感じる準備ができた時

涙が込み上げてくる

頬をつたう涙が真実を教えてくれる

木の家の側に生えるタンポポの綿毛

泣いていい

泣いていい

泣けなくてもいい

どんな私もいいんだ

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この記事を書いた人

わたなべ えり

カウンセラー/セラピスト/講師/ファシリテーター
カウンセリング・セラピー・コーチングなどを融合させ、人がいのちの喜びを生きることをサポートしています。
10代の頃から心に興味を持ち学ぶ。「自分のやりたいことが分からない」、「感情が分からない」、「人とのコミュニケーションがうまくできない」、自身も苦しんだこれらの悩みに光をもたらしてくれたのは、心の学びを通じて、自分の心を見つめることでした。
悩み苦しみは、転じていのちの喜びへと通じているのだと思います。そのプロセスの伴走をさせていただいています。
好きなことは、旅、読書、音楽を聞くこと、散歩。また、自然をこよなく愛する。