桜に、春の思い出の余韻を感じる
ここのところの追われる毎日に一段落がつき、外をゆっくりと散歩した。
八重桜の時期になっていた。
八重桜のボリュームある花たちを楽しみながら、
ソメイヨシノの木の下に落ちた花びらにも目が行く。
桜の種類は本当に沢山あるけれど、
ソメイヨシノには、やはりこの季節独特の思い出や、出来事を思い出させる何かがある。
子どもの頃から、どの春も見守られてきたからかもしれない。
地面に落ちた花びらを見ながら、思い出の余韻たちが身体に呼び起こされる。
春の色とりどりの花に元気をもらう
公園へと行ってみると、今度は色とりどりの花々。
気持ちがパッと明るくなる。
花の力は不思議だ。
時に人を慰め、時に人を癒し、時に人を元気にする。
この季節は、桜をはじめとした柔らかい色の花に癒され、
同時に、色とりどりの咲き誇る花たちの生命力から、
これから始まる夏を感じて、元気をもらうような気がする。
寒い冬を越した種たちが、人知れず芽吹き、天に向かって美しく咲く姿。
その姿は、季節が巡っていくことと、いのちの季節が巡ることを感じさせてくれる。
ブログ開設から2年、自分のこれまでの変化を感じ、未来の自分を感じた
ふと、このブログを開設したのも、この春の時期だったことを思い出す。
そう気づいて、最初の記事の日付を見てみたら、2年前の今日だった。
2年という時は、振り返ってみれば、あっという間だった。
けれど、自分に起きた変化は大きい。
変化というよりも、自分という人間の進化であり、深化だと感じる。
花で言うならば、地中に根をのばしていった2年だったと思う。
いま、既に咲いている私という花。
その花がもっと力強く、もっと私らしく、もっと余分なものが削ぎ落とされた花になっていく未来を感じた。