セラピーやカウンセリングの中で起こる気づきは、とても深い。
1月末の学びの中でも、忘れていた、あるいは、抑えていた自分の一部を表現できて、深い部分で気づきが起きた。
気づきというよりは、揺さぶり、衝撃、という感覚が近い。
顕在意識と、潜在意識の説明をする際に、よく氷山の絵が使われることがある。
水面の上の氷が顕在意識。
水面の下の、とっても大きい氷が潜在意識。
人間の意識は、潜在意識の方が大半を占めている。
セッションで扱うのは、この潜在意識の方だ。
自分では意識できていない、意識の深い深い部分、遥か深海ともいえる部分に揺さぶりをかけられる。
地震の揺れが、海の底の方から伝わってきて、地面が揺れるまでに時間がかかるように、この揺さぶりが現実世界に現れるのにはタイムラグがある。
セッションでの気づきを、どう現実で生かしたらいいのだろうか。
セッション後には、そんなことを考える。
けれど、目に見える現実での変化は、じわじわと、知らないうちに、いつの間にか起こる。
だから、そんな自分の現実での変化を受け入れ、これまでと違った選択をする自分を受け入れていく。
そして、それは、まるごとの自分を生きていくということ。
自分のいのちを鮮やかに生きるということ。