『ゲゲゲのゲーテ』:水木しげる氏の哲学を知る

ゲゲゲのゲーテ

第二次世界大戦下、

いつ召集され、

戦場で死ぬかもしれないという中、

10代後半だった水木しげる氏は、

死への不安から、哲学書を貪り読んだという。

そして、特にゲーテの生き方に共感し、

ゲーテの言葉を生きる指針とした。

そういえば、

私が詩に興味を持つきっかけとなったのも、

ゲーテの詩だった。

不思議なシンクロ。

『ゲゲゲのゲーテ』の中で紹介されていた、

ゲーテの言葉たち。

心に響くものがいくつもあった。

少しだけ紹介。

自分自身を知るのは、

楽しんでいるときか、

悩んでいるときだけだ

また、悩みと喜びを通してのみ、

自分が何を求め何を避けねばならぬかを教えられる

人は努力している間は迷うに極まったものである

否定的であることは、無に通ずる

人間が一人でいるというのは、よくないことだ

(中略)

ことに一人で仕事をするのはよくない。

むしろ何事かをなしとげようと思ったら、

他人の協力と刺戟(しげき)が必要だ

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この記事を書いた人

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わたなべ えり

カウンセラー/セラピスト/講師/ファシリテーター
カウンセリング・セラピー・コーチングなどを融合させ、人がいのちの喜びを生きることをサポートしています。
10代の頃から心に興味を持ち学ぶ。「自分のやりたいことが分からない」、「感情が分からない」、「人とのコミュニケーションがうまくできない」、自身も苦しんだこれらの悩みに光をもたらしてくれたのは、心の学びを通じて、自分の心を見つめることでした。
悩み苦しみは、転じていのちの喜びへと通じているのだと思います。そのプロセスの伴走をさせていただいています。
好きなことは、旅、読書、音楽を聞くこと、散歩。また、自然をこよなく愛する。