ある時、「幸せになる」という言葉に違和感を感じた
心の学びを始めてしばらく経った頃、「幸せになる」という言葉に違和感を持ちました。
幸せは「なる」ものではなく、「感じる」ものであり、「気づく」ものであることを、
頭ではなく、体で分かった瞬間があったのです。
本当は、ふと意識を向ければ、幸せはいつでも感じることができるもの。
駅への道で、笑顔になる自分に気づいた
そんなある時、駅への道を歩きながら、丁寧に自分の心の声を聞いていたら、
とても気持ちが明るくなって、自分が笑顔になる瞬間があることに気がつきました。
そこは、両サイドにモッサモッサと木があって、緑のアーチのようになっている道。
天気が良い日は、木漏れ陽も射し込みます。
この道は、以前と比べて何か特別な変化があったわけではありません。
ただ、私が自分の気持ちに気づき、感じただけなのです。
駅までの行き方は何通りもあるけれど、このことに気づいてからは、その道を選んで通るようになりました。
たったちょっとのことだけれど、幸せを感じます。
幸せを感じるためには
何か考え事をしていたり、悩みごとなどが心の多くを占めてしまう時、
忙しい時、気持ちが塞いでしまう時・・・。
そんな時は、忘れがちになってしまうことですが、本当はほんの小さなことで幸せな気持ちになれるのです。
もちろん、そんなことは言っていられない嵐のような日々を送ることもあるでしょう。
それでも、こうして気づき、幸せを感じることで、心に小さな明かりが灯ります。
そのためには、まずちょっと深呼吸。
頭の中にある沢山のことをちょっと脇に置いて、自分の心の声に耳を傾けること。そして、感じること。
あなたは、どんなことに気持ちが明るくなり、幸せを感じますか?