大学時代、先生から問いかけられました。
「人は何からできていると思う?」
その場にいたみんなで、何だろう?と考えました。
「血液と骨と筋肉と・・・」
「タンパク質と、脂肪と・・・」
「DNA?」
考えたことのないようなことで、えー!何だろう?と皆で話して、色んな意見が出ました。
先生の答えはこうでした。
「人は星からできているんですよ」
私「!!!」
そんな風に考えたこともありませんでした。
星、から・・・??
考えたこともないことに出会うと、未知の世界からの風が吹いて、時が止まったような感覚になります。
その時は、先生の言葉の意味の、ほんの上澄みだけ掬った程度の理解だったと思います。
今もどこまで理解できているか分かりませんが、時折思い出す言葉です。
そして、ついこの間も歩いていてふと思い出して、人だけでなく、この地球上全てのものも、この星からできているってことだよな。なんて思いました。
そう思うと、植物や動物など全てルーツは同じなわけで、ただ歩きながら木々を見ているだけで、木々との一体感を感じました。
ずっと、心の中に残り続ける言葉って、そう多くはありませんが、この言葉は私の心に残り続ける言葉の一つです。
「人は星からできている」。