イライラ、モヤモヤ、変な疲れを感じる時

燕岳に生えている草と雨のしずく

山歩きを始めたのは今から10年ほど前。週末になる度に近くの山に出かけていた時期がありました。自然が見せる様々な顔に、ただただ魅せられて、感動していました。最近は、日常の中にある自然や、公園、ちょっとしたハイキングを楽しむぐらいにとどまっていますが、それでも感動はそこここにあります。

けれど、私はカウンセリングを受けたり、心の学びを始める以前は、そこまで日々の中で感動を感じることは多くありませんでした。

もちろん、何も感じていなかったわけではありません。ただ、色んな感覚がそこまでビビッドではなかったのです。

自分が一体何が好きで、何がイヤなのかあまり分かっていませんでした。

なので、自然が好き、ということも分かっていなかったのです。山歩きも始めていませんでしたし、「自然が好き!」と話す友人の話も「?」という感じでした。

例えるならば、何か分厚い宇宙服のようなものを着て生きているような感じでした。

だから、人と一緒にいてもモヤモヤしたり、変に疲れたりしていました。どこかに遊びに行っても、そこまで楽しんでいない自分を発見することもありました。

けれど、自分の心を見つめ、時には辛く苦しい思いもしながら心の旅路を続け、トンネルを出た時、もうその宇宙服は着ていませんでした。

心の感度が上がり、心が喜ぶ瞬間に沢山出会うようになりました。大きなことでも、小さなことでも、心が喜ぶのを感じられるようになっていきました。

それは、一つ一つが自分との出会いでもありました。

大袈裟に言えば、脱皮したような、もう一度生まれたような、そんな感覚です。

だから、今、これを読んでいるあなたが、イライラやモヤモヤがあったり、変に疲れていたり、世界が灰色に見えたりしているならば、自分の心を見つめるタイミングなのだと思います。

その先には、きっと予想もしていなかった新たな自分との出会いがあります。

この記事を書いた人

渡辺 絵梨(わたなべ えり)

渡辺 絵梨(わたなべ えり)

カウンセラー/セラピスト/講師/ファシリテーター
カウンセリング・セラピー・コーチングなどを融合させ、人がいのちの喜びを生きることをサポートしています。
10代の頃から心に興味を持ち学ぶ。「自分のやりたいことが分からない」、「感情が分からない」、「人とのコミュニケーションがうまくできない」、自身も苦しんだこれらの悩みに光をもたらしてくれたのは、心の学びを通じて、自分の心を見つめることでした。
悩み苦しみは、転じていのちの喜びへと通じているのだと思います。そのプロセスの伴走をさせていただいています。
好きなことは、旅、読書、音楽を聞くこと、散歩。また、自然をこよなく愛する。