竹富島の闇に包まれた夜に寄せて:闇夜に人生の暗夜を重ねる

竹富島アイヤル浜に昇る朝陽

暗がりの暗さが増し、
足がすくんで、
前へ進むことをやめた。

雲間からのぞく
僅かばかりの星明かりは、

心に差し込む
希望のかけらとなり得ても、
足元を照らす
光にはなり得ない。

冬至を過ぎたばかりの
新月の夜。

夜が明けて、
全てを照らす太陽が昇ってくる。

厚い雲すらも
阻めない明るさ。

ゆっくりと
ゆっくりと
暗がりが薄らいでいく。

怖くて進めなかったあの道も、
今なら歩いていける。

暗く閉ざされて、
道の様子も、
道があるのかすらも
分からなかった夜。

孤独と絶望の淵で、
幾夜を途方に暮れて過ごしただろう。

あの日の私に言ってあげたい。

夜はいずれ明けて、
歩き出せる時がくる。

どんなに暗くても。
どんなに怖くても。
どんなに明日が見えなくても。

大丈夫。

大丈夫だよ。

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この記事を書いた人

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わたなべ えり

カウンセラー/セラピスト/講師/ファシリテーター
カウンセリング・セラピー・コーチングなどを融合させ、人がいのちの喜びを生きることをサポートしています。
10代の頃から心に興味を持ち学ぶ。「自分のやりたいことが分からない」、「感情が分からない」、「人とのコミュニケーションがうまくできない」、自身も苦しんだこれらの悩みに光をもたらしてくれたのは、心の学びを通じて、自分の心を見つめることでした。
悩み苦しみは、転じていのちの喜びへと通じているのだと思います。そのプロセスの伴走をさせていただいています。
好きなことは、旅、読書、音楽を聞くこと、散歩。また、自然をこよなく愛する。