小さなモヤモヤ、気になっていることは、気づきのきっかけになる
日常、誰かとのやり取りで、ふっと気になること。
繰り返しているパターン。
ひどい状態にならないよう対処する術は知っていたり、そこまで現実的に困っていないとしても、
今の自分の対応の仕方がベストとは思えないし、
なんだかモヤモヤは残っている、
いつも気分が悪くなっている、
そう思うことはありませんか?
そこまで大ごとではなくても、
こうしたことは、自分の心のパターンを映し出していることがあります。
深掘りしてみることで、よりスッキリしたり、
今よりもっと良い対処の方法ができるようになります。
先日、傾聴セッションを受けていただいた方から感想をいただきましたので、許可を得て掲載させていただきます。
セッションご感想:自分の感情に気づき、表現していきたいと思うようになりました
セッションを受ける前はどんな状態でしたか?
セッションに該当するような、深刻な悩みはなく(ないと思っていた。)ほんの些細な自分の中に残る違和感を話してみようかな・・。と言う状態でした。
セッションを受けた後は、どのように変わりましたか?
自分の目の前に起きている現象は、大して大きな問題でもなかったのですが、そこを深掘りすることにより、
自分がずーっと無意識でやってきた、《自分の内面にある感情を感じないようにすること、表現しないようにすること》行動が明らかになり、
今回の出来事だけでなく、どんな時もやってきたことに気づき、これからは、自分の感情に気づき、表現していきたいと思うようになりました。
今回のセッションでどんな気づきがありましたか?
自分の中では、今回のことは今回の相手との中で、今回に限っての『出来事』だと思っていましたが、
実は全ての人間関係に表れていることだったことに気づきました。
最も印象に残ったことをお聞かせください
自分と相手の役割を入れ替えて、相手の立場になってみて、どう感じるかの実験をしたこと。
このおかげで、自分のコミュニケーションの取り方が、相手に対する場合だけではないことに気づけたので。
どんな方に、渡辺絵梨のセッションをお勧めしたいですか?
現実で起きている違和感を自分の心の中で発見し、それがなぜ起きるのか解明し、現実を変えていきたいと思う方。
感覚的に癒やされるだけでなく、『現実』を変えたいと思っている方。
以上がご感想でした。
モヤモヤを小さいうちに解決する利点
「ヒヤリ・ハット」という言葉があります。
Wikipediaによると、こう説明がありました。
重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の認知をいう。文字通り、「突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもの」である。
出典:ヒヤリ・ハット『ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典』より
このヒヤリ・ハットを分析して対応策をとることで、
重大な事故などを予防することができます。
心に関しては、イライラ・もやもや・違和感が少し近いのかな、と思います。
「イラもや違和感」とでもまとめてみましょうか。
「イラもや違和感」の時点で、その感覚が起きている原因や、
自分のパターンを知ったり、適切な対処法を知ることで、
すごく気持ちが塞ぎ込んだり、
自分のことが嫌いになってしまったり、
人との関係が悪くなってしまったり、
人生がうまくいかなかったり、
ということを防ぐことができるのだと思います。
体調も同じですね。
悪寒がしたり、少しだるさを感じる、という程度の時に適切に対処ができれば、
寝込んだり、病状を悪化させずに済みます。
心も同じく、大切に扱って欲しいなと思います。
人生を楽しく、生き生きと過ごしていくために、健やかな心は不可欠だからです。