たくさん泣き、涙を流しながら、悲しみの連鎖を断ち切っていく

淡い色のあじさい

ここのところ、私は泣きっぱなしだ。

仲間の辛い過去を聞いて。

悲惨な事件を知って。

深い愛の旋律を聴いて。

どんな人も、深い深いところで悲しみを抱えている。

元気そうでも、笑顔でも、普通にしてても。

本人に自覚があってもなくても。

安比高原に咲く黄色い花

日常に起こるすれ違いや諍いは、その悲しみが根っこにある。

そして、その悲しみは、この世に、この時代に、生まれ落ちる前から引き継がれてきたもの。

何代も前から、悲しみに悲しみが重なり、引き継がれてきたもの。

誰にも気づいてもらえない悲しみは連鎖する。

いまこの時代、そして目の前で起こっていることは、その悲しみの連鎖が引き起こしたもの。

私たちは、皆んな悲しみのプールにからだを浸けている。

でも、そのことに気づいていない。

気づくのはとても辛いことだから。

木の合間から射す陽の光

けれど、その悲しみたちはどこかで掬ってもらいたくて、誰かに気づかれたくて、分かってもらいたくて叫んでる。

気づけばプールから出ることができる。

気づけば連鎖を断ち切ることができる。

そして、もっと周囲に愛を注げる。

気づくことも辛いけれど、気づかないことはもっと辛いこと。なぜなら、悲しい出来事を引き起こし続けるから。

だからいま辛くても、本当は見たくない感じたくない気持ちを見つめ、その下にある悲しみへと降りていく。

悲しみに触れた時、涙は流れる。

自分の本当の気持ちに気づけた時に、涙は溢れてくる。

だから、沢山泣こう。

やがて涙は愛へと昇華する。

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この記事を書いた人

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わたなべ えり

カウンセラー/セラピスト/講師/ファシリテーター
カウンセリング・セラピー・コーチングなどを融合させ、人がいのちの喜びを生きることをサポートしています。
10代の頃から心に興味を持ち学ぶ。「自分のやりたいことが分からない」、「感情が分からない」、「人とのコミュニケーションがうまくできない」、自身も苦しんだこれらの悩みに光をもたらしてくれたのは、心の学びを通じて、自分の心を見つめることでした。
悩み苦しみは、転じていのちの喜びへと通じているのだと思います。そのプロセスの伴走をさせていただいています。
好きなことは、旅、読書、音楽を聞くこと、散歩。また、自然をこよなく愛する。