神職であり唄ひ手の涼恵さんの「みたまのふゆコンサート」に行き、自身のセラピストとしての「みたまのふゆ」の瞬間を振り返りました

ご縁をいただいて、神職であり、唄ひ手である涼恵さんの15周年記念コンサートに行って来ました。

15年活動を続けられてきたとのことでしたが、今回お誘いをいただくまで知りませんでした。

お誘いをいただいたことに感謝です。

コンサートではオリジナル曲や、童謡も含めたくさんの歌を聞くことができました。

涼恵さんの声は、とても透き通っていて、伸びやかで、すーっと心に入って来ました。

なかでも、印象的だったのは「花の祈り」という曲。

歌い始める前に、曲が生まれた背景もお話ししてくださいました。

涼恵さんが、2001年アメリカ同時多発テロ事件の報道で、アフガニスタンの少女が空を見上げている様子を見た時に、身体中からこの歌が鳴っていた、のだそうです。

自作の曲でありながら、今でも自分で作ったという感じがしない不思議な曲だともお話されていました。

曲が始まった時から、その言葉の意味が、説明不要な感じで伝わってくる、そんな曲でした。

魂とか、人類共通の意識のような、そんなところで受け取った感じのような曲で、心や魂が震えるような、そんな言葉にできない感覚が残りました。

そして、今回のコンサートのタイトルでもあり、新しいアルバム名である「恩頼(みたまのふゆ)」という言葉も初めて知りましたが、心に残る言葉でした。

辞書的な意味もあると思うのですが、涼恵さんの説明は、もっと分かりやすく感じました。

何と説明されていたか詳細までは覚えていないのですが、涼恵さんの説明から私なりに感じ取ったことは、恩頼(みたまのふゆ)とは、自分と相手が響き合ったり、震え合ったり、時には相手と自分の存在が重なり合うようなこと。

これは、まさにカウンセリングやセラピーで体感することだな、と思ったのです。

そして、涼恵さんの説明を聞きながら、これまで自分がカウンセラー・セラピストとして関わらせていただいたセッションの数々を思い出していました。

どのセッションも、この震え合う瞬間が鮮明に思い出されて、本当にそれだけで胸がいっぱいになりました。

人が自分と向き合い、深いところに触れるその瞬間は、言葉に表せないほど大切で大切で、ある意味でとても神聖な時間だな、と振り返ってみて思いました。

そして、その瞬間をセラピストとして共にできる感動は、何にも代えがたいものだと、しみじみと思ったのでした。

参考ページ:涼恵さんのオフィシャルサイト

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この記事を書いた人

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わたなべ えり

カウンセラー/セラピスト/講師/ファシリテーター
カウンセリング・セラピー・コーチングなどを融合させ、人がいのちの喜びを生きることをサポートしています。
10代の頃から心に興味を持ち学ぶ。「自分のやりたいことが分からない」、「感情が分からない」、「人とのコミュニケーションがうまくできない」、自身も苦しんだこれらの悩みに光をもたらしてくれたのは、心の学びを通じて、自分の心を見つめることでした。
悩み苦しみは、転じていのちの喜びへと通じているのだと思います。そのプロセスの伴走をさせていただいています。
好きなことは、旅、読書、音楽を聞くこと、散歩。また、自然をこよなく愛する。