山歩きは健康管理が大切
山歩きを続けているうちに分かったことがあります。
山歩きは、やはり歩き続けるのですから、健康管理が大切です。
当日までの間の体調も気にしますし、当日の朝目が覚めてからも、自分の身体と対話しながら、体調を確認します。
すごく体調がいいな!という時もありますし、なんか寝不足な気がするなぁ、すっきりしないなぁ、という時もあります。
すこぶるいい!という時と、これは不調だな、という時は分かりやすくていいのですが、この真ん中ぐらいの時が分かりにくいです。
なので、少し迷うわけです。
迷う時は、自分にとってチャレンジだなと思う場所には、行かないという決断を潔くします。
けれど、ちょこっと気軽に行ける場所の場合は、どうしようかな、と迷うわけです。
登り始めると分かる自分の状態
そして、この真ん中ぐらいの時は、登り始めた時に、はっきりと分かるのです。
坂道は、やはり平坦な道に比べて負荷がかかります。
なので、登り始めた時に、身体が重く感じたり、息が切れやすかったり、足が前に出なかったりすると、あっ、体調があまり良くないなと思うのです。
当日までの生活の中で、特別身体に悪いことをした覚えがなくても、本当のところが分かるのです。
実は寝不足という時や、疲れがたまっている時、気づかないうちに少し風邪気味になっている時など、バロメーターになります。
気分的には体調が良いと思っていても、実は身体はしんどい。
あるいは、すごく疲れているような気がするけれど、身体はそうでもなくて元気。
そんなことも分かるので、なかなか面白いなぁと思います。
そして、歩いているうちに、色々と思い出していきます。
忘れていたけれど実は寝不足が続いていた、とか、疲れている気がしてたけど実は精神的なもので、案外休息は取れていたな、とか、それまでの生活が思い起こされてくるのです。
日常の中でも坂道や階段が教えてくれる
山まで行かなくても、街中の坂道や階段もいいバロメーターになります。
登り始めてすぐ分かる時もありますし、少し経ってから分かる時もあります。
先日の山歩きも、朝目が覚めた時は、あまりよく眠れなかったな・・と少し不安を持ちながら向かいました。
登り始めて、あまりにも身体が重く感じたら帰ろうと思っていたのですが、いざ歩き始めてみると重さは感じませんでした。
そうか、あまりよく眠れなかったと感じていたけれど、案外疲れは取れていたんだな、とちょっと驚きでした。
身体の状態は、やはり動かしてみて分かる部分が多いな、と思ったのでした。