自分と向き合うことは、自分のためだけじゃない:セラピー、カウンセリングの場で

セラピー、カウンセリングの場でお話を聞かせていただく。

とてつもなく自分の無力さを感じることがある。

私に一体何ができるのか。と。

しばらくの間、無力感に打ちひしがれる。

・・・

・・・

・・・

けれど、打ちひしがれてる場合じゃない。

静かに決意する。

もっともっと自分と向き合おうと。

自分と向き合って進んだだけ、きっと誰かの力になれる。

そう思った時、自分と向き合う意味が変わった。

自分と向き合うのは、自分のためだけじゃない。

私の前に座り、話をしてくださる方のためでもある。

心の世界は、自分が行ったところまでしか誰かを連れて行けない。

水先案内人。

私の先生に教えていただいたことでもある。

どこまで行けるんだろうか、私は。

夜道で空を仰ぎ見ながら、空に問う。

答えが返ってくることはない。

けれど、静かに自分に語りかける。

行けるところまで行こう。と。

この記事を書いた人

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わたなべ えり

カウンセラー/セラピスト/講師/ファシリテーター
カウンセリング・セラピー・コーチングなどを融合させ、人がいのちの喜びを生きることをサポートしています。
10代の頃から心に興味を持ち学ぶ。「自分のやりたいことが分からない」、「感情が分からない」、「人とのコミュニケーションがうまくできない」、自身も苦しんだこれらの悩みに光をもたらしてくれたのは、心の学びを通じて、自分の心を見つめることでした。
悩み苦しみは、転じていのちの喜びへと通じているのだと思います。そのプロセスの伴走をさせていただいています。
好きなことは、旅、読書、音楽を聞くこと、散歩。また、自然をこよなく愛する。