セラピー、カウンセリングの場でお話を聞かせていただく。
とてつもなく自分の無力さを感じることがある。
私に一体何ができるのか。と。
しばらくの間、無力感に打ちひしがれる。
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けれど、打ちひしがれてる場合じゃない。
静かに決意する。
もっともっと自分と向き合おうと。
自分と向き合って進んだだけ、きっと誰かの力になれる。
そう思った時、自分と向き合う意味が変わった。
自分と向き合うのは、自分のためだけじゃない。
私の前に座り、話をしてくださる方のためでもある。
心の世界は、自分が行ったところまでしか誰かを連れて行けない。
水先案内人。
私の先生に教えていただいたことでもある。
どこまで行けるんだろうか、私は。
夜道で空を仰ぎ見ながら、空に問う。
答えが返ってくることはない。
けれど、静かに自分に語りかける。
行けるところまで行こう。と。