耳に届いた訃報が、重みあるメッセージを身体に残す

冬の野尻湖

訃報が耳に届いた。

えっ???

驚きとと共に身体が固まる。

なぜ?

どうして?

いつ?

沢山の問いが頭の中を駆け巡る。

答えを知ったとしても、

変わらない訃報。

変わらない「死」という事実。

時と共に、悲しみがやってくる。

やがて、寂しさがやってくる。

故人の顔が、脳裏に浮かんでは消える。

どうして訃報はいつも、胸をえぐられるような感覚になるのだろう。

なぜ、ぽっかりと心に穴が空いたように感じるのだろう。

そのえぐられた部分が、亡き人と一緒に空へと昇っていってしまったような感覚になる。

駒ヶ根に咲くピンクの花

心に穴が空いたままの私に、故人の存在が深く語りかける。

大切に生きるんだよ、と。

亡くなった人はいつも、心にずっしりと重みのあるメッセージを残していく。

命には限りがあること。

どんな人にも、本当は、約束された明日などないこと。

大切なのは、心のままに精一杯生きること。

黄色い花と蜂

それらのメッセージの重みだけが、身体に感覚として残る。

そして、しばらく重みを感じていると、前を向いて歩き出そうとする自分を感じる。

自分にできることはただ一つ。

限りあるこの命を、精一杯生きることなのだと。

そう自分に言い聞かせながら。

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この記事を書いた人

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わたなべ えり

カウンセラー/セラピスト/講師/ファシリテーター
カウンセリング・セラピー・コーチングなどを融合させ、人がいのちの喜びを生きることをサポートしています。
10代の頃から心に興味を持ち学ぶ。「自分のやりたいことが分からない」、「感情が分からない」、「人とのコミュニケーションがうまくできない」、自身も苦しんだこれらの悩みに光をもたらしてくれたのは、心の学びを通じて、自分の心を見つめることでした。
悩み苦しみは、転じていのちの喜びへと通じているのだと思います。そのプロセスの伴走をさせていただいています。
好きなことは、旅、読書、音楽を聞くこと、散歩。また、自然をこよなく愛する。