数か月前に買って、読もうと思いつつ、なかなか読み進められない本がありました。
何度か鞄に入れて出掛けても、開かないで帰宅してしまう。
今日も手をつけられなかったな、と思い、数日して本棚に戻す、ということを繰り返していました。
けれど、それからしばらく経ったのもあり、またカフェに持って行ってみました。
また読まないで持って帰ってしまうかも、とも思いつつ、持つだけ持って行ったのでした。
そして、気が向いたので、カフェで少しだけ本を開きました。
目次を見ても、何となく頭に入ってきません。
どうしようかな、と思い、ちょっと適当に読んでみることにしました。
多少読み飛ばしながらも、進んでいく感じです。
すると気づけば、100ページほど読んでいました。
びっくりです。
後で振り返ると、もともとしっかり読みたい本だけに、1行1行しっかり読んでいきたいという気持ちがあったのです。
けれど、それで読み進められないくらいなら、今回みたいにいい加減にでもいいから、とにかく読み始める方が大切だな、と思いました。
読み進められない理由にも色々あると思いますが、ちゃんと読みたい、しっかり読みたい、とどこかで思っている場合には、このやり方有効かもしれません。
また同じ現象に陥っていたら、「いい加減に読む」ことをしてみようと思います。