ゲーテ作「老い」:ハッとした詩

落ちそうな葉っぱ

最初にハッとした詩は、

ゲーテの詩だったかもしれない。

本棚をひっくり返して、詩集を探した。

多分、10代か20代の時に読んだ気がするけれど、

その時、私がハッとしたのはこの詩だった。

老い

「老い」は礼儀をわきまえた来訪者、

二度も三度もノックする、

だが誰も「おはいり」とは言わないので

扉(と)のそとに立ちん坊はご免というわけ、

自分で把手(とって)を廻してはいってくる、

その足取りがあんまり早いので

そこでこうなる、

「老いは礼儀知らずの無作法者」と。

当時は、そこまで、

老いを気にする年齢ではなかったはずなのに、

不思議だ。

「老い」とはつまり、

過ぎ去った「時間」のこと。

時間の大切さを感じて、

今は、より心に沁みる感じがする。

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この記事を書いた人

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わたなべ えり

カウンセラー/セラピスト/講師/ファシリテーター
カウンセリング・セラピー・コーチングなどを融合させ、人がいのちの喜びを生きることをサポートしています。
10代の頃から心に興味を持ち学ぶ。「自分のやりたいことが分からない」、「感情が分からない」、「人とのコミュニケーションがうまくできない」、自身も苦しんだこれらの悩みに光をもたらしてくれたのは、心の学びを通じて、自分の心を見つめることでした。
悩み苦しみは、転じていのちの喜びへと通じているのだと思います。そのプロセスの伴走をさせていただいています。
好きなことは、旅、読書、音楽を聞くこと、散歩。また、自然をこよなく愛する。